2017年8月10日仕事を終えすぐに帰宅。妻に『行ってきます』のあいさつをする。寂しそうな妻の顔を見ると後ろ髪を引かれる思いがした。5日後には必ず帰るからね(´;ω;`) さぁ!ひとり旅の始まりだぁー!バックパックを背負い羽田空港へと向かう!こんなに心が躍るのはいつぶりだろう!(^^)!気持ちを抑えきれない!
羽田空港へ到着。まずはチェックイン。それから出国審査を終え、ゲートにて待機。早め早めの行動を心がける。間違っても飛行機乗れませんでした(;_;なんて失態は絶対に起こしてはいけない。 5日間ほど、さよなら日本!!
興奮からか機内ではほとんど眠れなかった。
そしてスワンナプーム空港へ到着!とうとう一人で海外来ちゃったよ!!これから5日間を想像するとドキドキが止まらない。 東南アジア特有のムシムシした空気がタイに来たことを実感させる。しかしそれと同時に異国で一人という不安も大きくなっていく。海外怖いよー(>_<)急に心細くなる。
まずは、エアポートリンクに乗ろう。 事前に切符の買い方などを調べていたのでそれほど困らずに切符を買えた。 ジェトンというプラスティック製のコインが切符替わりのようだ。オセロの黒い駒やん。
エアポートリンク車内から外の風景。ヤシの木なんかも生えていた。東南アジアっぽい。
マッカサン駅でエアポートリンクを降り徒歩で移動、ベッチャブリー駅からメトロに乗り換える。その途中での一枚。噂で聞いてはいたが、なんちゅう渋滞や!!
終点、ファランポーン駅に到着後、徒歩でバンコク中央駅へ。まずは国鉄に乗りはアユタヤへ向かう。チケットカウンターで『とぅーあゆたやー。』。。。 どうやら通じたようだ。チケットも無事ゲットできた(^^♪
ちなみにこの駅のトイレでカブトムシくらいのゴキブリに出会いました。小便中で逃げることができず焦った。(笑)
駅の様子① タイでは国歌が毎朝8時と夕方6時に流れるとのこと。多くの人が直立不動で国歌を聞いていた。そうしないと不敬罪となり逮捕されることもあるのだとか。日本では見られない光景に驚きを隠せなかった。こういう日本じゃ見られないものを見るというのが旅の楽しみの1つです(^^)
駅の様子② 掃除はされているが古い。エアポートリンクとメトロは新しくとてもキレイだったなー。ベンチには酔っ払いも寝とりました。
駅の様子③ 物資が駅にたくさん積まれていた。プラットホームは雑踏としている印象。
車内は掃除されていたが、作りは古い。扇風機は壊れて動いてなかった。日本だったらすぐ直すけどなー。日本ってしっかりしているよね。改めて日本の良さを感じる。
列車は突然止まったり、時速20キロくらいでノロノロ走ったり。途中の景色は、畑や木々が生い茂りとても自然豊かだった。。しかし、いわゆるスラム街と呼ばれるようなトタン屋根の家が密集するような場所もあった。暮らしはとても貧しそうだった。バンコクの中心地を離れるとまた違った景色がそこにはあった。暮らしはとても貧しそうだ。
そしてアユタヤ駅へ到着。
アユタヤ遺跡へ行くには、この小さな船でチャオプラヤ川を渡る。泥を多く含んだ汚い川だ。(笑)
レンタルサイクルを借りて観光するつもりだったんだけど、カメちゃんと名乗り、巧みに日本語を喋るこの男の強引さに負けた。トゥクトゥクで観光することに。睡眠不足と高温多湿のこの気候にやられていたから、結果的には良かったかな(^-^) ちょいとボッタクられたけどね。(笑)日本に友達がいて何度も日本へ行ったことがあるらしい。それにしても日本語ペラペラだったな。ありがとうカメちゃん(^_-)-☆ハーレーダビッドソンのキャップが似合ってるぜ。。。
三輪バイクのトゥクトゥク。タイでは主流の移動手段であるらしい。後ろに4人くらい乗れそうだった。ネーミングを含めて愛らしい乗り物だ。
1か所目。ワット ヤイ チャイ モンコン。寝そべっているお釈迦様を見たのは初めてで衝撃だった。小学生の時に流行ったストリートファイターⅡに出てくるサガット(タイのムエタイ戦士)のステージ!かと思ってたんだけど。。。そこは、ワット ローカヤスターラームという寺院みたいです。勘違いだったー。(笑)残念。
タイは暑いので、釈迦様も寝っ転がりたくなるよね。
こんな感じでたくさんの仏像が座禅を組んで並んでます。
ここに上ると。
こんな感じ。(階段途中)一番上で写真撮ればよかった。
2か所目。ワット パナンチューン。黄金に輝く19メートルの大仏。圧巻の大きさ。写真じゃ伝わりづらいけど。この大仏の前で多くの仏教徒がお経を唱え拝んでいた。
ワット パナンチューン敷地内のカエル。
猫もたくさんいた。この寺院に住んでるのかな。
3か所目。エレファントキャンプ。人生初のゾウ乗り体験してきたよ。30分で500バーツの周遊コースを強引に勧められ了承。。。NOと言えない日本人でした。
カメちゃんとゾウさん。
正直、乗った瞬間から早く降りたいと思った。(笑)なぜならこのゾウは、ゾウ使いの言うこと全然聞かないんだもん。しかも持っている棒でゾウを叩きまくる。かわいそうだし、もしこのゾウが怒って暴れだしたらどうするんだ。恐怖の30分間が始まった。高さもあるし。俺、高い所苦手なんだよ( ;∀;)
こんな感じの野原をゆっくりゾウに乗り周遊。
寺院の跡地かな。
どこまでも広がる大草原。天気は最高。。。しかし暑い(+_+)
ゾウ使いの言うこと聞かないゾウ。思った方向に進んでくれない(汗)そして完全にコースアウトしてる。
そして突然、象使いが降りる。そして一人だけで乗るように指示される。いやいや像が暴れだしたらどうするんだよー(汗)怖いよー(T_T) そしてスマホを渡すように指示される。このまま逃げて俺のスマホを盗む気か??
あっ!写真撮ってくれるのね(^-^)ただ一人でゾウの上に乗ってるの怖いから。。。左手でがっちり手すりを掴んでます。
ゾウ使いは写真を撮るたびに『オッパピー』『アイーン』と言ってくる。ここタイのアユタヤにも日本の一発ギャグが浸透しているとは(笑) もう写真は十分撮ったから、ゾウ使いよ早く所定の位置へ戻ってくれ!! ラストは池の中を歩く。振り落とされたら責任とれよ(-_-メ)
余計なことしなくていいから、早くこの池から出てくれ。(>_<)
最後にチップを執拗にせびられた。50バーツ渡そうとしたら、100バーツだと言っている。チップの額はこっちが決めるんだけどなー。一刻も早くゾウから降りたかったので100バーツを渡した。こうして合計600バーツを払い、30分間恐怖に耐えるという苦行は終わった。 ゾウ使いから、ゾウの牙とゾウの腕輪を貰った。
ゾウから降りようやく安堵感。あー怖かった。スタッフが写真盾をくれた。そういえば最初にカメラマンが撮っていた。しかしよく見るとちょうどゾウ使いが汗を拭う瞬間で、彼の顔が全く見えない。(笑)カメラマンよ。もうちょっとシャッターを押すタイミングに気を遣おうよ。(笑)このテキトウ感。俺は好きだけど(笑)
初めてのゾウ乗り体験はいい経験になったけど、無理して乗ることはなかったな。睡眠不足と高温多湿の気候にやられゾウ乗り体験後は、グロッキー状態になってしまった。 とりあえず言えることはもう2度とゾウに乗ることはないということです。 最後に一番行きたかった『ワット マハタート』へ行ったらバンコクへ戻ろう。 ワットマハタートへ到着。時間は正午。暑い。とても暑い(+_+) 仏像の首が木に埋まっている。かつてビルマ軍の侵略により仏像の頭部を切断。放置された仏頭が長い年月を経て、自然と木に取り囲まれたのだという。神秘的な光景であり、時の流れを感じさせてくれる。自然が人工物を飲み込む様を目の当たりに。
近くにいたスペイン人の観光客に撮ってもらった。写真を撮るときは仏頭より自分の頭が低い位置にするのがマナーらしい。ギリギリセーフかな(汗)
ビルマ軍との戦いで、黄金に輝く塔の上部は破壊されたらしい。レンガの壁や礼拝堂なども破壊されている。そして廃墟と化した。かつてアユタヤはタイの中心として栄えた都市であったが、その後はバンコクに受け継がれていった。
よく見て!仏像の頭部が全部ない。
ビルマ軍に侵略され、金品は全て奪われた。仏像の中にも金を隠してるかもしれないと勘ぐったビルマ軍は、頭部を全て切断していったのだという。とても残忍な行為。戦争の恐ろしさを感じる場所であった。
アユタヤ遺跡は日没後から21時までライトアップされるようだ。幻想的な光景が観光客に人気らしい。アユタヤ遺跡は夜に来ると、また違う顔が見られるみたいです。 その後、カメちゃんにトゥクトゥク代金を払った(ここでもちょいとボッタクられた)。 そしてロットゥーというミニバンのようなものに乗り。バンコク中心地へ向かった。約10人ほど乗れるのであるが、人が埋まるまで基本的に出発しない。時間で出発する感覚に慣れている日本人からしたら、ちょっと違和感を感じると思う。確かに定員いっぱい乗せた方が、儲かるのは分かるけど。一時間半ほどでバンコクの中心地へ到着したが、疲れから爆睡(-_-)zzz
車内の様子。現地人や観光客の乗り合い。
つづく