僕は都内某所の某会社で某製品を長い棒のように加工する仕事をしていました。
※ボウ、ボウうるさくてすみません。
要するに製造現場で働いていました。
新卒で入社して約10年。汗にまみれて製品を加工していました。(僕の部署は空調設備が行き届いているので汗にまみれることはあまりなかったが。。。)
それがまさかの辞令です。
営業部への異動。
製造現場で働いていたので、それほど口数も多くはありませんでした。
それが営業に移動って。。。
全然違う業務じゃん(;^ω^)
ちなみに僕がラスト旅と銘打っていた。
ヨーロッパへのサッカー観戦旅行から帰国後の翌日から。
営業部へ移動して最初の3日間ほどは、時差ボケで何も覚えていない。
初めは覚えることが膨大にあるのに、この3日間はほとんど記憶がない。
1週間の旅は相当ハードだったということだ。。。
この部署移動の話を初めて聞いたとき、不思議とワクワクした感情になったのを覚えている。周りの社員からは可哀そうだと同情してくる人もいた。
しかし僕はこう思った。
旅に似ているな(*´▽`*)
新たな部署へ向かうドキドキ感。旅に出る前のワクワクするあの感じにすごく似ていた。
だから不思議とポジティブに受け入れることが出来た。
人間は変化や未知の出来事を前にすると、恐怖を感じるものである。
先が分からないことは不安を感じる。
確かに僕も不安や恐怖は確かにあった。
でもそれ以上に新しいことへチャレンジできるというワクワクする気持ちの方が圧倒的に上回っていた。
むしろ転職をせず、こんなに違ったことにチャレンジさせてくれてありがとうございます。という感情さへ沸いてきた。
しかしよくよく考えてみると、本来自分は保守的な人間である。
なぜこんな180度真逆の考え方ができるようになったのだろうか。。。
答えはすぐに分かった。
ひとり旅に出たからだ。
ひとり旅が自分を保守的な人間から、チャレンジャーへと変えてくれたのかもしれない。
やっぱり1人旅に出てよかったなー(^^♪
そう思えることが、分かりやすい形で目に見えたことは嬉しかった。
自分の変化を感じられた瞬間だった。
異動して半年が経ち、上手くいかないことは多いし 悔しい思いもたくさんしている。
自己嫌悪に陥ることもある。僕はほんとに覚えが悪い。。。
でもずっと製造の部署にいたら、見えなかったことや考えもしなかったことを考えるようになっている。今の仕事を新鮮で楽しいと感じている。
これからもポジティブに仕事へ向き合っていきたいと思う。
僕は最近、人生そのものが旅であると考えるようになった。
そして今も旅の途中である。人生の続く限り僕の旅は続くのだ。
~Ⅰ’m traveling now.~