試合終了間際に、後ろの席のおじさん(ビールを持っている)とその息子(黄色いtTシャツ)が話しかけてきてくれた。そして記念に写真をパシャリ。
僕が日本人でディナモザグレブの試合を観るためにザグレブへ来たと言うと、彼らはとても喜んでくれた。
このおじさんは三浦知良ことカズ選手が、ディナモザグレブでプレーしていたことも知っていた。当時、日本からたくさんのカメラマンや記者がマクシミールスタジアムに来ていたと教えてくれた。それだけ昔からマクシミールスタジアムで試合を観続けているのだ。
スタジアムで現地の人と記念写真を撮るのは、トルコ旅行の時にバシャクシェヒル戦を観戦した時にもあった。しかし今回はこの後の流れが違うのだ。
その時の記事↓
すっかり意気投合し夕飯を奢ってくれるという流れに。。。なんか危険な流れかとも思ったけれど、これは一人旅で得た勘なのか、この人は大丈夫だとなぜか感じた。
まぁ他の意味で怖かったことはあったのだが。。。
おじさんの名前はランコベリン。息子はイバンベリン。
ということで彼らの行きつけのサンドイッチ屋に行くことになりました。
サンドイッチ屋へ向かう途中に、大きな公園があった。zrinjevac公園。
ここは夜になると音楽をかけてみんなでダンスをする場所らしい。屋外のダンスフロアー!
平日の夜なのにみんな元気だなー!!
ランコが奢ってくれたフィッシュサンド。
レタス、トマト、オニオン、タルタルソースで仕上げた絶品。
トッピングなどもランコがやってくれた。白身魚とタルタルソースが見事にマッチしていて美味しい。パンも中はモチモチで表面は固さがあり食べごたえがある。食レポが下手で伝わりづらいが、とっても美味しかった(^^♪
なによりランコとイバンの心遣いが嬉しかった♪ありがとう(^_^)/
フィッシュサンドを食べた後はカフェバーへ移動。
ランコはビール。僕とイバンはジンジャエールで乾杯♪
球体の前で写真。これは有名なのかな?(笑)
クロアチア・ナイーブ・アート・ミュージアムの前での写真。卵型のオブジェがあった。
もういっちょ卵型のオブジェの前で。
ランコは酔っぱらっていたからか、店にいる女の子に声をかけまくっていた。
親しく喋っていたから、知り合いの女の子だったのかな?(笑)
ランコとイバンとはいろいろな話をした。
もちろん僕は中学生レベルの英語力なので、込み入った話はできなかったが。。。
簡単に説明する、二人はザグレブに住んでいる。
ランコはトラックの運転手でヨーロッパ中をトラックで走り回っている。
1、2週間トラック運送の仕事に出て、1週間ほどの休みを取るというスタイルで仕事をしているようだ。
ちなみにwhatsappというアプリで連絡先を交換したので、ヨーロッパの美しい街や風景の写真を今も送ってくれる。
イバンは14歳でアイスホッケーをやっている。
この前、ランコからアイスホッケーの15歳以下の代表選手に選ばれたという連絡が来た。相当な実力者。ちなみに身長は180㌢近くある。
ランコはとても優しかった。僕のつたない英語をずっと聞いてくれて『perfect!』と、いつも言ってくれた。極東の国、日本からやってきた僕にこんなに親切にしてくれて本当にありがとう(+_+)
一発でクロアチアが大好きになりました。僕も日本へ来たクロアチア人には親切にしてあげたいと思う。彼らが僕へしてくれたように。
というか日本へ来た外国人へ親切にしたい。
またいつか彼らに会いたいな!(^^)!
12時過ぎに空港近くのホテルへ到着。
ランコが車でホテルまで送ってくれた。普通に考えたら、さっき会ったばかりの外国人の車に乗るなんて危険すぎる。信じていいのか迷ったけれど、彼らを信じ車で送ってもらうことにした。
ただ別の意味で怖かったのは、ご存知の通りランコはさっきからビールをガンガン飲んでいる。完全な飲酒運転である。クロアチアは飲酒運転の取り締まりがないのだろうか?正直その部分はとても怖かったが、無事ホテルまで送り届けてくれた。
ここまで親切にしてくれたお礼に、僕が持っていた日本代表のユニフォームを彼らにプレゼントした。とても喜んでくれた♪
こんな貴重な経験が出来て本当に嬉しかった。
やっぱり1人海外旅行は楽しい。
ランコ。イバン。hvala(ありがとう)
これからも連絡を取り合おう。そしていつか再会しよう。
今でもこの日の出来事は、忘れられない思い出の1つとして僕の心に刻まれている。
明日は早朝からドブロブニクへ飛行機で移動です。
3時間くらいしか寝れない(>_<)
キツイけど楽しぃーーー♪